抗がん剤による抜け毛
脱け毛は男性ホルモンの過剰分泌や精神的ストレス、間違ったヘアケアや紫外線などの外的刺激の他に、抗がん剤治療によって起こる抜け毛もあります。
抗がん剤治療を行なった人が皆、抜け毛などの副作用を必ず起こすわけではありませんが、抗がん剤の種類によっては抜け毛を起こしやすいものもあります。前もって医師から抜け毛についての説明も受け、事前にできる準備をしておくといいでしょう。
抗がん剤治療によって起こる抜け毛は、抗がん剤の投与が始まってから２～３週間後からが多いようです。
抜け毛の副作用を伴う抗がん剤治療を行なう前に用意しておけることとして、長い髪の人は短く切っておくということがあります。長い髪のままだと、抜け毛が同じ本数でもたくさん抜けたように見えるため、精神的なダメージも起こりがちです。
また、抜け毛で薄くなり始めた頭髪は気になるものなので、精神的なダメージを抑えるために、帽子やバンダナなどがあるとよく、抜け毛が特にひどい場合などは必要に応じてカツラなども準備しておくといいでしょう。
抗がん剤による抜け毛による悩みをサポートしてくれる専門のショップなどもあるので、抗がん剤治療を始める前に相談してみるのもいいかもしれません。