外からの刺激による抜け毛
抜け毛は、男性ホルモンや遺伝的な体質、心理的なストレスやダイエットによる栄養不良など内側からの原因で起こるものの他に、外からの刺激によって起こるものがあります。
抜け毛は季節によっても増えることが知られており、特に秋に抜け毛が多くなるようです。これは、夏の強い日差しや紫外線による刺激で頭皮に軽い炎症が起きることによって、頭髪の成長に障害が発生し抜けやすくなるためだと考えられます。紫外線を遮るためには帽子は有効な手段ですが、帽子を被ることによって頭皮が蒸れてしまうのも、抜け毛にとってはよくありません。
女性の髪によく起こる外からの刺激によって起こる抜け毛に、髪を縛ることに起因するものがあります。ポニーテールやシニョンなど、髪をきつく引っ張り結ぶヘアスタイルをずっと続けていると、毛根部が引っ張られ皮膚から離れやすい状態になり部分的な抜け毛を起こしやすくなります。
髪を引っ張ることによって起こる抜け毛を予防するには、分け目を変えたり、毛根を強く引っ張るヘアスタイルばかりしないようにするといいでしょう。いずれの場合も、頭皮を清潔に保ち、血行をよくするマッサージを行ない、十分な睡眠や栄養を取ることにより予防することも可能です。